至学館大学 健康科学部 栄養科学科 井上研究室です。
至学館大学
TEL 0562-46-1291
〒474-8651 愛知県大府市横根町名高山55
研 究 内 容
・高齢者の栄養状態に関する研究
我が国の６５歳以上の人口は急激に増加し、２０４２年に約３９００万人とピークを迎え、その後も７５歳以上の人口割合は増加し続けることが予想されれいる。国は団塊の世代が７５歳以上となる２０２５年を目途に、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築を推進している。
このように医療や介護が必要な人の増加に伴い、これらの療養者に対する栄養ケアサービスの需要も増大することが予測される。そこで、本研究室では住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるための栄養ケア方法（配食サービスや通所施設などの栄養改善サービス、及び在宅訪問栄養食事指導など）や栄養状態を改善させる栄養ケアについての研究をしている。
・慢性腎臓病(CKD)の栄養管理方法に関する研究
CKD患者の栄養管理においては、エネルギー、たんぱく質などと同時にリン、カリウムなどの電解質の管理は極めて重要である。特に、CKD-mineral and bone disorder(CKD-MBD)に関してはリン制限に代表される栄養・食事療法が最も有効であり、リン吸着剤の併用とともに患者のリン代謝の異常に即した形で無理のない範囲の栄養管理が必要とされている。
そこで本研究室では、CKD患者に必要な栄養管理としてエネルギーや、たんぱく質および電解質などの栄養素等についてそのとり方と食品・メニュー開発を含めた幅広い研究をしている。
井上研究室
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